君の世界にお邪魔します

知的障がいの息子の成長記録です

療育園2か月目。「できないこと」より「できるようになったこと」を見つめたい

レインコート(かっぱ)を着ている男の子のイラスト

療育園に通い始めて、2か月が経ちました。

今も親子通園が続いています。

 

夫婦で仕事や予定を調整しながら、交代で付き添いをしています。

正直、毎日が楽というわけではありません。

けれど、息子の成長を間近で見ることができるこの時間は、今しかない大切な時間なのだろうと思っています。

 

最近、息子のできることが少しずつ増えてきました。

療育園では活動の切り替えにタイマーを使っています。

以前の息子は、遊びに夢中になると終わりを受け入れることが難しく、癇癪になることもありました。

それが今では、タイマーの音が鳴ると自分なりに気持ちを切り替えようとしています。

もちろん毎回うまくいくわけではありません。

それでも「終わりだよ」という意味を理解しようとしている姿を見ると、本当に成長したなと感じます。

 

食事もそうです。

以前は一口食べて席を立ち、また戻ってきて一口食べては移動することの繰り返しでした。

それが今では、かなり長い時間座って食事ができるようになりました。

周りの人から見れば当たり前のことかもしれません。

でも私たち家族にとっては、大きな大きな一歩です。

言葉も少しずつ変化しています。

 

会話のキャッチボールはまだ難しいです。

質問に答えることも苦手です。

それでも知っている単語を一生懸命つなぎ合わせて、自分の思いを伝えようとしています。

 

「おかあさん、テレビ、見るの、テレビ、つける」

 

そんな不完全な言葉でも、息子なりの精一杯のコミュニケーションです。

伝えたい気持ちが育っていることが何より嬉しいのです。

 

一方で、課題もたくさんあります。

息子は泣き声がとても苦手です。

療育園ではイヤーマフが欠かせません。

イヤーマフをしていても、近くで大きな泣き声が聞こえると不安になり、癇癪を起こしてしまうことがあります。

 

トイレトレーニングもなかなか進まず、まだオムツです。

 

同年代の子どもたちを見ると、つい比べてしまうこともあります。

普通に会話をしている姿。

一人でトイレに行く姿。

お友達と自然に遊ぶ姿。

そんな光景を見ると、胸がぎゅっと締め付けられる日もあります。

「どうしてうちの子は…」

そんな気持ちにならないと言ったら嘘になります。

 

でも、最近思うのです。

息子は息子のペースで、確実に前に進んでいる。

定型発達の子どもたちとは成長のスピードが違うだけ。

止まっているわけではない。

むしろ毎日、少しずつ、少しずつ伸びている。

 

だから私は、できないことばかりを見るのをやめたいと思っています。

もちろん、できないことの練習は続けます。

でも、それ以上に大切なのは、今できることを認めて伸ばしていくこと。

他の誰かと比べるのではなく、昨日の息子と比べること。

半年前の息子と比べること。

そうすると、息子は本当にたくさんのことができるようになっています。

親としても、まだまだ修行中です。

焦る日もあります。

落ち込む日もあります。

それでも、息子の歩幅に合わせながら、一緒に成長していきたいと思います。

人と比べなくていい。

息子は息子の人生を、一歩ずつ歩いているのだから。

 

 

 


 

 

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