目を背けてはいけない現実。

暗闇と路肩の雑草

 

日本では毎年数万頭の猫たちが殺処分をされています。

 

2009年の殺処分数は177,785頭でしたが、2018年には56,400頭に減っています。

 

大幅に減ったとはいえ、年間これだけの数の猫が殺処分されているのです。

 

なぜ殺処分がなくならないのか?

その理由の一つに飼い主が飼育放棄をすることがあります。

ほとんどの飼い主はそうではないと思いますが、中には途中で飼育を放棄して捨てる飼い主も少なくないとのことです。

 

生き物を飼うという事は責任をもって最後まで面倒をみる覚悟が必要です。

 

そんな当たり前のことができない飼い主がいることが残念でなりません。

 

そして捨てられた猫が繁殖し、無責任に野良猫にエサを与える人間によりどんどん数を増やして、結果殺処分の数が減りません。

 

可哀想だからと野良猫にエサをやるという気持ちは分かりますが、はっきり言って無責任です。

それなら、家で飼い最後まで面倒を見てやることが本当の優しさではないでしょうか。

 

これから、猫を飼おうと思っている方がいるなら、是非保護施設から譲り受けるという選択肢を考えて欲しいと思います。

 

そうすれば、殺処分からその子を救うことができます。

 

殺処分がなくなる日が来ることを心から待っていますし、一人一人の意識が変われば実現可能だと思います。

 

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